NCR $

NCRが保証している$札だが…価値が低いごみ札、まだ戦前の札束やリージョンの金貨の方が価値ある模様。

せっかくの水本位制なら、NCRの領域辺りでもきれいな水と交換して貰えても良かったような気もするが、元々入手に困りにくい本作じゃ有難みは薄いか。

砂漠の多いこのモハビなら価値もありそうな気もするのだが・・・。

価値を保証している金が破壊されたこの通貨の価値を今保証しているものは何かというと、なんと水である。現在のNCR$は水本位制の通貨という世紀末にふさわしい通貨となっているのだ。

4が発売される前にNVをプレイしていた頃は、まさか身を持って水本位制を実践する立場の水商人になるとは思ってもいなかったものである()

>>1
とはいえケツを拭く紙、もとい戦前のお金も1つ5キャップ程度の価値はあるためキャップ的にもジャンク的にも価値が全く無い訳では無い。1束何ドルかは不明だが、地域によってはキャップ換算でNCRドルとタメを張れる可能性もある。
ちなみにジャンク換算ではNCRドルは5ドルも100ドルも取れる布の量は変わらないので同じである。

おそらく歴戦のFalloutシリーズプレイヤーには常識なのだろうが、2241年を舞台にしたシリーズ第2作「Fallout2」で使われている通貨はNCRドルだった。
当時のNCRドルはまだ金によって価値を保障されていたため、キャップは通貨としては完全に駆逐されていたようなのである。
そのため、Fallout2におけるキャップは手に入れても何の価値もないアイテムだったようだ。

ところで、 >>3 などで「BOSはNCRの金鉱を爆破した」と書かれているが、New Vegasのプロジェクトディレクターの発言を確認したところ、BOSが破壊したのは「Gold reserve」だったそうだ。

「Gold reserve」というのは金本位制を成立させるために国の銀行が保管している金のことである。つまり、BOSが破壊したのは金鉱山ではなく「金庫（文字通りの金の保管庫）」だったのではないだろうか。

金鉱が破壊された後は水本位制の兌換紙幣になっているが、綺麗な水源が確保されているモハビでは有り難みはイマイチである。

NCR1ドル＝0.4キャップ。
カジノでチップと交換する際も1キャップ＝1チップに合わせてNCR5ドル（2キャップ）＝2チップという計算になっている。

スローンに滞在する労働者によるとNCRは紙幣を流通させたいらしく労働者の給与もNCR紙幣で支払っているが、肝心の労働者は仕事だからしょうがないと割り切りつつもキャップと対等じゃない事に不満を述べている。

なお20ドル札の絵は上にもある通りシェイディ・サンズの門番にして初代レンジャーのセス。
5ドル札はシェイディ・サンズの村長にして初代NCR大統領アラデシュ。
100ドル札はアラデシュの娘にして二代目大統領のタンディ。

なお、紙幣であるが故に価値を支える元手となっていた貴重な金鉱をB.O.S.に破壊されたことで価値が大幅に低下しており、モハビでも交換レートが1キャップに対して半ドルにすら満たない安価通貨に成り下がっている
結果的にモハビにおける恒常的な物資不足問題の遠因ともなり、NCRがB.O.S.を執拗に敵視する原因の一つとなった

因みに20＄札(ロード画面に出てる)に書かれてる人は、初代falloutのシェイディ・サンズ(後のNCR首都)で門番と警備隊長をしていたセスという人である。初めてNCRレンジャーになったのも、この人である。

NCR内で流通している独自通貨の紙幣
現状、確認されている中で唯一の「ケツ拭く以外にも使える紙幣」である
5ドル札、20ドル札、100ドル札があり、地味に種類が豊富